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杉谷ひろば180号(2026年5月号)
今号の記事

★「チーム明日の向日」本格活動スタート
★アリーナ建設、進む突貫工事:向日市長は住民の声聴く責任
★小学校給食の「無償化」 4つの課題
★声:市民会館の名称に『向日市』を!
★ ニデック土地課税:農地課税は違法!判決の意義を学ぶ
★ごみ問題公開学習会:ごみ処理施設建替の環境影響評価に疑問
★生活保護・いのちのとりで裁判:最高裁判決・全額補償求めるキックオフ集会
★STOPイラン戦争:戦争を止める一人になる
★マキノ高原から赤坂山に登る


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★「チーム明日の向日」本格活動スタート

 私、杉谷伸夫と林リエ議員の他、市民有志の方々とともに「チーム明日の向日」を結成し、4月から活動を本格スタートしました。「市民のために働く市政の実現」「市民とともに歩む議会の改革」が合言葉です。
 5月連休明けから、西向日駅前(西口・タバコ屋さんの隣)に事務所を開設し、5月16日には結成イベントを市民会館で開催します。私たちのめざす理念や実現してゆきたい政策などを発表し、意見交換したいと思います。そして多くの市民の皆さんと一緒に、明日の向日市をつくる取組を進めてゆきたいと願っています。皆様のご注目、ご支援、ご協力をお願いします。

【ご協力頂きたいこと】

①5/16結成イベントに来て下さい
②サポーターになってください
③ポスターを掲示してください

■「チーム明日の向日」結成イベント
5/16(土) 15-17時 永守重信市民会館
18:00~懇親会(事前申込要)
市役所5階レストラン・参加費要

■5/9(土)市民参加でまちをつくる会
 10時~12時・寺戸公民館・中会議室

■5/28(木)「戦争止めよう!ZENKOスピーキングツアー」京都集会
 18:30 京都教育文化センター


★アリーナ建設、進む突貫工事:向日市長は住民の声聴く責任

 向日町競輪場敷地へのアリーナ整備は、道路・周辺環境の問題など、解決の見通しのないまま工事が始まりました。「土曜日は工事を原則しないようにする」との説明だったのに、毎土曜日工事をしています。工事は2年半続きます。
 5月からは工事車両がピークを迎え、1日最大130台もの工事車両が出入りするため近隣やルート上の西京区の方々から不安の声が出ています。
 向日市長は、アリーナの工事期間中も開業後も最も被害を受ける近隣住民の方々に、これまで一度も会っていません。市長には、直接会って声を聴き、その解決に努力する責任があります。 


★小学校給食の「無償化」 4つの課題

 この4月から、向日市の小学校給食の保護者負担はゼロになりましたが、正確には制度として無償化されたのではありません。今後に解決すべき課題が、少なくとも4つあります。

①無償化では無い
 国は、制度として小学校給食を無料にしてはいません。市町村が行う学校給食に、児童一人当たり月5200円の補助をしているだけです。足りない分は、向日市は今年度は国の物価高騰対策交付金をあてて保護者負担をゼロにしましたが、来年度以降はどうなるか未定です(当然無料にすべきです)。

②全く足りない
 国の補助金では食材費に足りません。不足分を向日市が補助していますが、保護者負担を求めたり、質を落として食材費を切り詰めることにつながりかねません。育ち盛りのこどもたちに安全で豊かな給食を提供できるよう、国の補助額は実態にあった額に見直すことが必要です。

③私立小は対象外
 国の補助は、市町村が行う学校給食への補助なので、私立小学校は対象外です。何でこんなことで差をつけるのか、理解できません。大阪府高槻市は、市の財源を使って私立小学校に通う市民に、給食費補助を行うことにしたそうです。

④不登校の子は?
 不登校やアレルギーで学校給食を食べていない子どもたちには、昼食代の補助はありません。「不登校の子のことも考えてくれたらいいのにな」という声が届いています。国からは、給食を食べる食べないにかかわらず、人数分の補助金が出ているので、給食を食べられないこどもにはその補助金分を給付するべきです。


★声:市民会館の名称に『向日市』を!

 向日市の市民会館の正式名称は「永守重信市民会館」です。「どうして向日市の名前が無いんですか!」と、以前より多数の声が届いていますが、最近様々な機会で聴くことが多くなりました。
 会館を寄贈者が建設し向日市が寄贈を受ける際に、名称に関する「覚書」に名称が取り交わされているため、会館を「向日市」を明記した名称にするためには、相手方の了解が必要です。また寄贈者の貢献に対する敬意も必要でしょう。
 とはいえ、市役所本館の隣に建ち、向日市民が主に使う、向日市を象徴する公共施設なのです。
大多数の向日市民の共感が得られるよう、「向日市」の名前を冠した名称にするよう、市長は努力する必要があると考えます。



★ ニデック土地課税:農地課税は違法!判決の意義を学ぶ

 JR向日町駅東側のニデック社が使用する広大な土地に、向日市が格安農地課税を行ったのは違法だとの大阪高裁判決の報告集会を、4月11日に開催しました。この勝訴の意義は以下2点です。
①この固定資産課税問題が、現市政の下で急速に進む大規模開発行政の歪みの現れであること
 田畑が広がり原則的に開発できない市街化調整区域に、地区計画を定めて企業誘致する変則的な手法で開発が進められました。ニデック社が大急ぎで開発を進めるための計画でもありました。その中で起きた「事件」あり、特定企業が市政に与える負の影響が具体的に明らかになったのです。
②向日市は、土地区画整理事業の進行中は地目を凍結して従前地課税を継続することは確立された手法だと主張しました。判決は、市長にそのような裁量は無いと断じましたが、一部の自治体の現場では、市長の裁量で原則を逸脱した運用がされてきた可能性が浮かびました。最高裁が上告受理せず、この判決を確定させることは全国の固定資産課税実務に対する大きな意義があります。


★ごみ問題公開学習会:ごみ処理施設建替の環境影響評価に疑問

 4月19日まちてらすMUKOで、ごみ問題公開学習会を開催しました。京阪神の無所属市民派議員等で作る「ごみ問題学習会」が主催し、議員13人と市民5人の参加がありました。
 メインテーマは、乙訓環境衛生組合(乙環)のごみ処理施設の建替え問題。数百億円の大事業で、その分担金の3分の1は向日市が負担するのですが、市民に情報が伝わっていません。現在、建設前の5年間にわたる「環境影響評価」の最中です。
 学習会では、環境影響評価について京都府の要求に対する疑問が提起されました。この環境影響評価は、まもなく「方法書」が京都府のHPに公表され、パブコメにかけられる予定です。

●リチウムイオン電池の収集の現状調査を報告

 私がリチウムイオン電池の京都府内市町村の収集の現状を調査した報告をしました。
 発火事故の問題もあり、自治体の回収の動きが広がっています。京都府南部の10市のうち、3市が「資源ごみステーション等で収集」、6市が「市内数カ所に回収拠点を設置」の対応をしており、どちらも実施していないのは向日市だけでした。


★生活保護・いのちのとりで裁判:最高裁判決・全額補償求めるキックオフ集会

 4月26日、市民会館で向日市の生活保護を考える会主催で集会(学習会)が開かれ、私はスタッフとして参加しました。
 国が2013年に、生活保護基準を最大10%も引き下げたことは違法であるとする最高裁判決が昨秋出されましたが、国は判決に素直に従わず、保護利用者に返還すべき金額を約半分に値切った上で、返還準備を進めています。この国のやり方に異議を唱え、審査請求を行って全額補償を求める取組みが全国各地でスタートしました。
★国の基準に基づき市が返還手続きをしていますが、2013年から現在までに生活保護を利用された方の多くは、返還請求の権利と審査請求の権利があります。関心ある方はお問い合わせ下さい。


★STOPイラン戦争:戦争を止める一人になる



 トランプ米大統領が一方的に始めたイラン戦争は、「力こそ正義」がまかり通る1世紀以上前に世界に引き戻そうとしています。武力の行使を原則として禁止した国連憲章や、国連の存在も完全に無視し、戦争への参加・協力を関係諸国に強要し、従わなければ報復措置で脅しています。
 アメリカと軍事同盟をむすぶNATO諸国がイラン戦争への直接協力は拒否し、アメリカが孤立する中で、日本の高市首相は「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルド(トランプ)だけ」と絶賛し、助け船を出しました。アメリカからの過大な要求を回避したい思惑があったとは言え、日本のトップがトランプ大統領に抱きついて媚びを売るような姿勢は見るに堪えません。
 イラン戦争は今後の収束の見通しが立たず、日本社会にも極めて深刻な事態がすでに進行しています。
 この中で、日本でも何度も国会前に数万人が集まって「戦争やめろ!」の声が湧き起こりつつあります。遠く離れた別世界のことでなく、「自分事」になっています。私も一市民として、行動にできる限り参加して意思表示し、「戦争を止める一人」になりたい。(杉谷)

■トランプ・米大統領の暴言語録■

「イランを一晩で壊滅させることも可能だ」
「今夜一つの文明が滅び、二度と蘇ることはない」
「私に国際法は必要ない」

■西側各国首脳の発言■

●スペイン・サンチェス首相「一方的な軍事行動は国際秩序を危険にさらす」、「世界の安定を賭けのように扱ってはならない」
●フランス・マクロン大統領「国際法の枠外での行動は正当化できない」
●イタリア・メローニ首相「国際法の範囲外で実施される一方的な介入」「イタリアはこの介入に参加する意思はない」

●日本の高市早苗首相
 「法的評価は差し控える」「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルド(トランプ)だけと思う」


★マキノ高原から赤坂山に登る

 赤坂山に行った。メタセコイア街道を通り、さわやかな緑のトンネルに感激した。マキノスキー場を歩いて登っていくと、袋を手にした人が何人もいる。足元に美味しそうなわらびがたくさん生えている。帰りなら採って持って帰れたのに残念。
 林の中に入ってしばらく行くと、イワカガミの群生があった。高山にしか生えないと思っていたので驚いた。濃淡のピンクの花が登山道に沿ってずっと生えていた。その合間に何とカタクリの花がポツリポツリと咲いている。周りに1枚の若葉がたくさんあったので、来年以降も咲き続くだろう。
 寒風(地名)から尾根道を歩いた。右に琵琶湖、左に日本海を見ながら分水嶺の尾根を行く。しかしこの日は風が強く、帽子を抑えながら歩いた。尾根にもカタクリの花がポツポツ。またイワウチワやヤマエンゴサクなどもあり、シャッターを押す。林の中に入ると、ヤマアジサイがたくさんつぼみをつけていた。なるほど「花の山・赤坂山」と呼ばれているわけだ。
 赤坂山からの眺めは雲が多く、霞んでいたが、琵琶湖を囲む緑の山々がとても美しかった。(涸沢)



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