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世界中の人々が見ている中で、ジェノサイド・大虐殺が公然と続けられています。一時的でない停戦と、問題の根源であるイスラエルによるパレスチナ占領をやめさせなければなりません。 ◆1月の催し等の紹介 ■1月20日(土) 市民シンポジウム 「向日町競輪場再整備とアリーナ誘致を考える」 14時~16時 市民会館・2階第2会議室 主催:向日町競輪場再整備とアリーナ誘致を考える会 ■1月6日~毎週土曜日 15時・京都市役所前から 「イスラエルはジェノサイドをやめろ!」デモ 市民有志呼びかけ(11月11日から毎週行われています) ◆ 向日市議会12月定例会の報告 ●「ニデックパーク」町名を可決(私は反対しました) 市民会館に続き町名も 最大の注目議案は、ニデック(旧日本電産)が取得し、社屋建設中の地域を森本町から分離して、新しい町にする条例改正でした。賛成11:反対6で可決され、向日市ニデックパークという向日市の7つ目の「町」ができることになりました。 この提案がされてすぐ市民にお知らせをしたところ、「やめてほしい」という多くの声が届きました。私は、企業名を地名にすることは望ましくないと思います。しかし地域とともに長年存在し、多くの市民が自然に受け入れることができるようなら、あり得ると思います。しかし「ニデックパーク」はそうではありません。しかも社名を今年変更したばかりで、馴染みもありません。 町名は、ニデック社からの要望に基づくものです。向日市民会館を、ニデック会長のフルネームを冠して「永守重信市民会館」と命名したことに続き、地名まで?次は、何を「要望」してくるのでしょうか。 賛否拮抗、波乱の議会可決 この議案をめぐり、議会は異様な雰囲気でした。議案審議の委員会では、「議案を否決したら、ニデックが進出計画を中止する恐れがある」という印象を与えるような脅迫的なやりとりが行われました。ニデック社がお金をたくさん向日市に納めて貢献してくれるのに、反対する議員は市民の敵だといわんばかりの発言をする議員もいました。当初反対派が優勢とみられていましたが、反対派議員への切り崩しもあり、この結果になってしまいました。 私が一番恐れていたのは、市民の間に分断が作り出されることです。異様な12月議会は、これからの波乱の幕開けかもしれません。 (杉谷) ●市民生活関連のお知らせ ●住民税非課税世帯に7万円を給付 令和5年12月1日時点で向日市に住民登録があり、世帯全員の令和5年度分の住民税均等割が非課税である世帯が対象です。 ※詳細は、追って市からお知らせされます。 ●向日市ゼロカーボン推進補助金 1月31日まで申請受付期間延長されました。 府内最高水準の補助金が出ます! (家庭用)太陽光発電:1kW当たり7万円 蓄電池:1kW当たり5万円 エネファーム:設置費用の半額 詳しくは市のHP参照 ●戸籍証明書の取得が便利に! 3月1日(予定)から、戸籍証明書・除籍証明書を、本籍地の役所に請求しなくても、向日市役所で取得できるようになります。 ●議会に提出された市民の請願 【採択】 ①私立幼稚園幼児教育振興助成に関する請願 ②向日市立保育所の施設環境改善に関する請願 【不採択】 ③小中学校給食の無償化を求める請願 ④向日市立保育所の維持に関する請願 ⑤「ぐるっとむこうバス」の時計回り運行を求める請願 ⑥都市計画道路「牛ケ瀬馬場線」の建設に対し通学路の安全のために信号機設置を求める請願 ※杉谷議員は全てに賛成し、③④に対して、賛成討論を行いました。 賛成討論全文掲載 ⇒ ★向日市のすべての子どもたちに、豊かな給食を無償で提供できるようにしたい。部分的にでもできるところから実施すべきと訴えました。 ◆議会一般質問の報告 ●不登校の子どもたちへの支援 ・・・校内フリースクール 近年、不登校の子どもたちが激増しています。昨年度、年間30日以上不登校の児童生徒は約30万人(前年比22%増)過去最多でした(向日市では、小学校54名、中学校83名)。 問 教室に通えない子どもたちの通所の場として、今年度から一部の小中学校で「校内教育支援センター(校内フリースクール)」開設した。その現状と今後について問う。 答 利用者は29名、1日当たり平均利用者数は約15名だ。教室に入りづらい児童生徒の居場所となっており、学びの保障につながっている。専任教員の配置について府に要望する。 のーつとして情報提供ができるよう努める。 ●高齢者のごみ出し支援 ・困難な高齢者の実態をつかんで! 問 ごみ出し困難な高齢者が増えている。向日市の現状は? 答 社会福祉協議会の地域サポーター(ボランティア)による支援を11世帯が利用している。 問 京都南部の多くの市では、行政が福祉収集をおこなっている。本市にも行政が責任をもって支援できるしくみが必要ではないか。 答 行政として対策を講じなければならない時期が来ると考えるが、慎重な検討が必要だ。 問 長岡京市は約80人、京田辺市は76人、八幡市は246人、宇治市は400人が「ふれあい収集」を利用している。向日市でも、困っている方は多いはずだ。実態をしっかりつかんで必要な支援をしてほしい。 ●市民温水プールの再開にむけて ⇒検討会議の結論は概ね1年で 市民温水プールの再開にむけて「市民温水プールのあり方検討会議」の検討が行われているが、いつになったらできるのか、果たして本当にできるのか?と不安の声も出ています。 問 検討会議の設置目的を改めて問う。 答 市民温水プールの再開に向けて、市民合意が得られる手法を検討することが目的だ。できる限り早い段階で、市民温水プールの再整備をめざしたい。 問 再開に向け検討会議の結論を出す時期は? 答 概ね1年以内に結論を出すべきだと思う。 問 小中学校プールのあり方の検討状況は? 答 大規模改修と学校外のプールの活用の両面から調査研究を進めている。市民温水プールの利用も選択肢のーつとして検討してゆく。 ◆市民温水プール存続方向を確認(検討委) 12月21日の第3回市民温水プールのあり方検討会議では、主に小中学校プールの現状と市民温水プールの活用可能性について報告がありました。会長から、来年7月までに会議の結論をまとめたいとして、①市民温水プールは規模縮小するかもしれないが整備する、②学校プールの活用等について次回(3月)議論することが、結論として確認されました。 ◆住民訴訟:ニデック開発土地への格安課税は違法 ・2月1日裁判-3月判決。傍聴を! 新年明けましておめでとうございます。2023年の漢字は「税」に決まりました。固定資産税の課税を巡って訴訟を闘っている私どもに「エール」が送られた感があります。皆様の応援を頂いて、2月1日の口頭弁論に臨みます。 住民訴訟を提訴してから、ネット上で関心が寄せられたのが「なぜ発覚したのか」「内部告発があったのか」など、糸口がどこにあったのかという疑問でした。この疑問に答えながら向日市の過去2件の不適切課税を明らかにします。 向日市は毎年5月末を目途に、前年の固定資産税(土地、家屋、償却資産)の動向を総括し、京都府を経由して総務省に提出します。これがです。 平成28年4月、固定資産税の縦覧期間に、東向日にある電鉄会社の敷地が格安課税されていることを発見しました。市当局は約4ケ月の調査の後、9500㎡程度の土地を正規の課税に更正しました。その結果向日市は、年間500万円以上の増収になりました。しかし50年以上続いていた不適切課税は、直近の5年分を除き更正されません。 その更正を検証する中で、令和2年の概要調書に2件目の不適切課税を発見しました。洛西口駅高架下の駐車場が課税されていないのです。 更にこの2件目の検証中に、今度は農地転用されてニデックの取得した土地が、農地として台帳に登録されていることを発見しました。京都府は不動産取得税を課税する立場にありながら、未だに課税に至っておりません。向日市の固定資産税台帳に疑義があるからです。 裁判は、2月1日に原告2名が陳述を行い結審し、3月に判決と決まりました。応援よろしくお願い申し上げます。 (訴訟原告・水島雅弘) ◆競輪場とアリーナ ・・・市民が憩える場所にしてほしい かつて向日町競輪場がなくなり、跡地をどう使ったら良いのかという話が出た時、私は公園が少ない向日市なので、市民が憩え、また向日市まつりがゆったりと催せる、そんな広場にしてほしいと思った。子どもたちが気兼ねなくボールを使って遊べるような場を作って欲しいとも思った。 ところが競輪場は残り、今後建て替えるという。それなら、ぜひぜひ先ほど願っていたような、市民の誰もが利用できる場所にして欲しいと思う。すると今度は1万人のアリーナだという。大きな大会が行われ、それを観に行くことができるだろう。有名な選手が試合で全力を尽くす姿を見たり、あるいはすれ違ったり、サインをもらったりできるかもしれないので、それは楽しみだ。でも私が初めに思っていたような、市民が憩える場は作れるのだろうか。向日市まつりはできるのだろうか。 スポーツの試合を見れるのは嬉しいが、考えると色々と気になる。狭い道が多い向日市に、それだけの人が来れる余裕があるのか。駐車場は?たくさんのバスを止めるスペースは?電車で来る選手たちは、向日町駅や東向日駅から大きな荷物を持って歩くのだろうか。来た人が立ち寄れる喫茶店や、食事をする場所はどうなんだろう。 近くは閑静な住宅街だ。南側なので日照は大丈夫だろうが、かなり大きな建物になるだろうから、目の前に大きな壁ができることになる。住んでいる人たちには大きな問題になるだろう。いろんなことを考えると、私が願うまちづくりになるのか心配だ。 (涸沢文子) TOPへ HOMEへ |