![]() |
|
TOP>杉谷ひろば> ◆八潮市道路陥没事故-向日市の下水道管は大丈夫? 埼玉県八潮市の大規模な道路陥没事故には、驚きました。影響は120万人に及び、復旧は長期化するようです。下水道管の劣化損壊が、このような重大な事態を引き起こすとは。 「ところで向日市は大丈夫なのか?」市の担当部署に聞きました。私が聞き取りした範囲では、向日市の下水道でこのような大事故を起こす可能性は低いようです。向日市の下水道管は、供用開始から37年とそれほど古くありません。八潮市の問題の下水道管は直径4.75mに対し、向日市の下水道(汚水)管は最大で直径1m。下水道管のカメラ調査は一通り実施済みで、更に毎年のカメラ調査でも大きな損傷は見つかっていません。しかし八潮市の問題の下水道管は供用開始から43年目で、4年前のカメラ調査では「直ちに補修工事が必要なほどではない」とされていました。それがなぜこのような大事故になったのか。事故原因の調査結果を踏まえた検討・対応が必要かもしれません。 1月31日 杉谷伸夫 ◆催しの案内 2月8日(土) 10時~12時 寺戸公民館 市民参加でまちをつくる会 ※どなたでも参加できます。 ◆SNS情報の真偽チェックを 昨年の兵庫県知事選挙に顕著なように、SNSが政治から更に選挙に大きな影響を与える時代になりました。個人が自由に発信できるようになったことは良いことですが、情報の質よりも人々の関心・注目が経済的価値を持ち、その結果注目を集める嘘やデマ情報が大量に飛び交う状況です。 兵庫県知事選挙では、当初斉藤知事を非難する大量の発信をしていた一部の人たちが、立花隆氏が登場し注目を集めると便乗し、真逆の大量の発信を行っていたといいます。アクセス数が稼げ、儲かるからです。情報を発信して広く共有するために役立つはずのSNSが儲けのために悪用され、社会に大きな混乱を招いています。情報発信の自由を守るためにも、仕組みの転換が必要です。 自分が情報の発信者でなくても、気軽にリポスト・転送して誰もが発信者になれます。偽情報の拡散に加担しないよう、TVや新聞などSNS以外の情報をしっかりチェックしたいものです。 ◆どうするアリーナ!? 1/26市民集会に百人超 1月26日、寺戸公民館で「向日町競輪場再整備とアリーナ問題を考える会」が主催して「どうする!?アリーナ・市民集会」が開催され、100名を超える市民が参加。問題への関心の高さが示されました。 昨秋、アリーナ整備計画を推進した現職を破り、計画撤回を公約した新市長を生んだ愛知県豊橋市の市民団体の方から、豊橋市民の取組について講演を聞きました。豊橋市では、アリーナ整備の是非を問う住民投票条例を、議会が2度にわたって否決し、前市長が整備事業の契約を強引に進めましたが、その直後に行われた市長選挙で、計画撤回を公約した候補が推進派の現職を破って当選しました。直ちに契約解除の手続きが進められましたが、推進派が多数を占める議会が反発して紛糾しています。住民の声を聞いて丁寧な合意作りをせず、議会の多数決で押し切った事に対し、住民がストップをかけた事例です。 その後、競輪場へのアクセス道路沿いの住民、競輪場のすぐ隣に住む住民などから、住民が心配している道路・環境問題に対する対策が何も示されないままアリーナを設置することへの不安・怒りのような発言が続きました。また昨年6月に10分足らず説明した以降、一切住民に説明しようとしない京都府と向日市行政の姿勢を問う意見が出されました。 今後については、主催の同会から様々な取組提案が出されましたが、参加者の意見を踏まえて決定していくとのことです(2月9日13:30・寺戸公民館でミーティング)。 ※1月23日、向日市が京都府に対し、物集女街道等の早期整備、交通円滑化対策の早期実現について緊急予算要望を行いました。「要望」だけで終わらせないで欲しいと思います。 ◆ふるさと向日市創生計画(案)へ意見提出 「自然と緑の保全」「アリーナへの道路整備」を 昨年12月、向日市の最上位計画「ふるさと向日市創生計画(案)」が公表され、今年1月8日まで、パブリックコメント(市民意見の募集)が行われました。この基本計画に基づいて向日市の今後の事業が進められますので、私も意見を提出しました。一部報告します。 ●「自然と緑の保全」の項を設けるべきだ まちづくりの最上位計画案に、「緑」も「自然」もひと言もありません。残された大切な自然は、市民共有の貴重な財産であり、それを守り活かしていくことは、重要な施策に位置づけるべきです。 ●アリーナ誘致するなら周辺道路の整備が必須 アリーナ整備の推進を求めているのに、それに伴う周辺道路の整備が明記されていません。市民が最も心配しているのは道路事情であり、周辺環境への影響なのですから、誘致を求めた市にはそのための万全な対策が必要です。(杉谷) パブリックコメントの結果は、後日市のホームページに結果報告が掲載されます。 ★計画(案)はこちら(PDF) ◆「生徒が創る学校」- 泉大津市の中学校を視察 1月24日、向日市議会の会派「明日の向日」の杉谷・林と、京都・滋賀・奈良の議員有志計8名と市民3名で、泉大津市の小津中学校を視察訪問しました。目的は同中学校の「生徒が創る学校」の取組みと、オーガニック給食です。 ルールは生徒達がみんなで議論して決めます。「ルールメイキング・プロジェクト」を生徒達でつくり、校則や制服など議論して検討し、教員やPTA等と話しあい、理解を得て決めていきます。制服は、誰もが着たいと思える制服をめざして、学校指定の服は残しながら、基準を決めてその範囲でならOKという運用に決めたそうです。 築47年の校舎の全面改修に際しては、生徒の意見でくつろげるスペースをつくり、そこに設置する机や椅子も生徒達が材料を調達して組み立てたそうです。授業の様子を見ましたが、とても自由な雰囲気です。とにかく子どもたちが開放的で明るいので楽しくなりました。 国の調査では、日本の子どもたちは諸外国と比べて極端に自己肯定感が低い結果が出ています。子どもたちが、規則や暗黙のルールに縛られ、周りに合わせることに神経をすり減らしている状況がそうさせているようです。でもこの学校では全く違う結果でした。 驚いたことに、定期テストは廃止し、来年度からは他の中学校も廃止の予定とか。やる気になればいろんなことができるのですね。 昼食に、市が無償で給食に提供している金芽米を使った給食を頂きました。 ◆「香害」は公害 近畿市民派学習会で学ぶ 1月28日、宝塚市で開催された近畿市民派議員交流学習会で、「香害」について学びました。 香害とは「香りなどの副作用が長く続く、日用品による化学物質の害」で、原因のトップは洗濯で使う「柔軟剤」です。日用品として多く使われ、こどもの環境まで汚染されているようです。 香料は石油からつくられる複合化学物質で、難分解性、内分泌攪乱作用、発がん性など問題があるものが多いのに、成分表示義務はありません。マイクロカプセルに内包されて、なかなか香りが消えないものが拡大しています。 香害による化学物質過敏症患者は全国120万人、準・高感受性の「被害者」は1千万人とも言われます。症状は多岐にわたるが、一度発症すると完治が難しく、人によっては通常の日常生活ができないなど、重大な支障を生じています。 宝塚市が小中学校でアンケート調査 2023年度に、宝塚市が公立小中学生を対象に保護者にアンケート調査しました。「お子様は、これまでに人工的な香料に不快を感じたことがありますか?」に、回答者の28%が「ある」と回答。「体調不良を起こしたことがある」は8%でした。他の児童と共用する給食用白衣に付着する柔軟剤や洗剤の匂いで、ぜんそくが止まるらなくなるとの意見が多数ありました。報告した職員自身も香害で悩み、新幹線や劇場の指定席は取れない(隣の人の衣服の香料で発症する)とのことです。 我が家でも、洗剤・柔軟剤の使用の見直しをしようと思います。 ◆高額療養費制度 改悪 年収650万で月約6万負担増 日本の公的医療保険では、高額療養費制度により、収入に応じ医療費の支払い上限が設けられていて、莫大な医療費の負担なく医療を受けられます。現在は、例えば70歳未満で年収660万円の人なら月額8万円以上の医療費支払は免除されます。 私は、議員になる前に膝の病気の手術で初めて1ケ月半の入院を経験しましたが、月100万円以上の医療費が1割程度で済みました。公的医療保険制度のありがたさをつくづく思い知りました。 今回大幅な引上案で、重い病気に苦しむ人たちから悲痛な声が出ています。お金で必要な医療が受けられない事態を作ってはなりません。(杉谷)高額療養費上限月額の改訂案(例/70歳未満の人) ◆辺野古の新基地建設:大浦湾くい打ち着手 1月29日、沖縄県辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は軟弱地盤改良に向け、海底に砂杭を打つ作業に着手しました。沖縄県知事が不承認とした処分を、国が強権的に代執行してから1年余り。国は県と対話することもなく、ついに大浦湾にくいが打ち込まれました。 最深部90メートルのマヨネーズ状の超軟弱地盤に、直径2メートルの砂杭7万本余りを打ち込むというのですが、政府は軟弱地盤の最深部は調査しておらず、また国内の作業船が可能なのは最大70メートルと言われます。それを超える杭打ちの実績も技術もないまま、見通しの無い超難工事に着手したのは、工事が進んでいることを見せつけて、県民の諦めを誘うためとみられています。 これから本格的な工事が始まるにもかかわらず、辺野古の総工費の政府試算9300億円の大半を執行済みと言われます。沖縄県が2兆5500億円かかる試算したのは6年前です。あれから工事費は暴騰しており、県民の民意を踏みにじって完成する見通しも無い基地建設に、国民の税金を何兆円もつぎ込む愚かな行為はやめさせなければなりません。 ◆歩けば身近に素敵な場所が 健康とダイエットのため、1日1万歩以上をめざして近隣を散策している。車の運転が好きで買い物など車で出かけていたが、仕事を辞めてから歩こうと考えた。初めは億劫に思っていたが、歩いてみると四季の草花、鳥などの生き物、家々の植木などに目が行き、家に帰ると図鑑を見て名前を調べるのも楽しみになった。また変わった形の家、遠くに見える風景など、良いポイントを覚えたり、良いお店を見つけたり。 今一番のおすすめは、長岡京の西代(にしんだい)里山公園までのコースだ。奥海印寺という地名なので、ずいぶん遠くにあると思っていたが、調べると1時間ほどで行けるようだ。早速行ってみると広い公園で、日曜日だったのでたくさんの親子連れが遊んでいる。ホタルの養殖場もあり初夏に見ることができるらしい。春から夏にかけての様子が楽しみだ。 もうひとつのお気に入りが、小畑川沿いに歩くルートだ。時々カワセミ、モズなどにも出会える。少し足を伸ばして竹の里大橋を越えると土道になり、足が楽になる。帰りに竹の径を歩くと竹の葉が風にそよぐ音が心地よい。向日神社にもたち寄れる。もうすぐ桜の季節。桜を楽しみながら歩けば、あちこちの素敵な場所を見つけられる。 (涸沢 文子) TOPへ HOMEへ |