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 杉谷ひろば 2019年8-9月号 No.102
  決意新たに、議員3期目スタート 「憲法いかし福祉のまち」へ全力!

 8月4日執行の向日市議会議員選挙で当選し、3期目のスタートを切ることができました。市民の皆様に感謝申し上げ、決意新たに活動を進めてゆきたいと思います。

 議員になって8年間、「市民が主役のまち」をめざし全力で活動してきたこと、この『杉谷ひろば』を毎月発行し、市民の皆様に市政の課題を伝え、解決にむけた私の考えを訴えてきたことが評価いただけたものと受け止めています。

 安倍長期政権の下で大企業は空前の利益を得ながら、国民生活は所得の低下と福祉の削減、消費増税などで大変厳しい状況です。困難に直面する市民生活を支えることは、向日市の大切な仕事です。

 選挙中にも多くの方々から「杉谷ひろばをいつもありがとう。楽しみに読んでます」などたくさんの激励を頂きました。期待を裏切らないよう、選挙の中で訴え続けた「憲法いかし福祉のまちづくり」へ、全力で取り組む決意です。(8月31日・杉谷伸夫)

 市議選 「市民が主役のまちに!」市内全域をくまなく回り、訴えました

市議選1
  若者とQ&Aトーク
 寺戸公民館での個人演説会は、一方的に演説するのでなく、若者の質問に答える「Q&Aトーク」をしました。
鋭い質問にも笑顔で答える杉谷議員

市議選2
  市内各地で街頭演説(西向日噴水公園にて)
 まちづくりの事業は全貌を市民に公表し、税金の使い道を公明正大にすべきです!

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 救護施設建設問題 京都市側と意見交換

 京都市の救護施設について向日市民への説明会はこの半年間行われていませんが、8月5日、救護施設に関する京都市の新たな説明資料が全議員に配布されました。内容は、京都市の従来の説明を補完するもので、利用者のバス送迎には向日市外の駅を利用する等の他は、特段目新しい内容はありません。

 その後8月28日、京都市の担当部署、みなと寮関係者から市議会議員有志で説明を聞き、意見交換の場を持ちました。京都市側からは、今後向日市民への説明を進めて行きたいとの意向が示されましたが、具体的な進め方や今後の展望については、何も説明はありませんでした。

 参加した議員の意見は様々ですが、私からは①一部の団体への説明で済ませず、幅広い市民への説明を尽くすこと。②これまでに出された市民の疑問に答え、信頼関係を大切にすること。③向日市民の一定の理解無く、建設の強行は決して行わないこと、を改めて求めました。

 コミュニティバス 10月1日運行開始へ

 コミュニティバス(コミバス)が10月1日から運行開始することが決まりました。9月中にバス停を設置し、運行図と時刻表が掲示されます(向日市と阪急バスのホームページにも掲載予定)。

  阪急バスは減便に

 コミバスは、平日昼間7便走りますが、その時間帯の阪急バス77,78系統は運行せず、土日も現行8便→4便に減便となります。向日市内への足が便利になる一方で、長岡京方面への足が不便になります。また巡回ルートは一方向のみであることなど、今後にむけて様々な課題があります。

  市民の利用状況が今後を決める

 1年間の利用状況を見て、運行ルートや時刻表、その他を見直すことになっています。市民の公共の足として歓迎されるコミバスになっていくかどうか、期待と不安のスタートです。

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 杉谷伸夫の活動報告 議会の一般質問予定

 9月10日(火)午後の見込み 「一般質問通告書」の内容はこちら

1 平和の絵本『原画展』、向日市が後援不許可!市民との共同をどう進める?

 日本を代表する絵本作家による平和を願って描いた絵の原画展『戦争なんか大きらい』が、今年6-7月に向日市内で開かれ、親子連れの参加など大変有意義な催しでした。ところが向日市と教育委員会は、この原画展の後援を断わったと聞き驚きました。その理由は「原画展会場で販売する本の末尾に『改憲反対の声をあげ・・・』との文言があるから」とのこと。絵本に込められた平和への願いよりも、一部の文章だけを取り上げて後援しないという姿勢は大いに疑問です。平和を願い取り組む市民との共同を、向日市はどう進めていくつもりなのでしょうか。

2 JR向日町駅東口開設と駅ビルの検討の現状報告を!

 向日市の将来に関わる大変重要な事業であり、駅東口開設を前提にした東側地区の開発計画は、具体化が進んでいます。ところが肝心の駅東口開設と駅ビルについては、向日市に多額の財政負担が予想されますが、いったいいくらかかるのか、どんな内容なのか、いまだに全く知らされていません。もはやこうした状態は許されません。今議会で必ず報告と説明を行うよう求めます。

3 市の若手職員が死体遺棄に関わった事件、市の組織的な問題の解明を!

 6月中旬に、市職員である若手の生活保護ケースワーカーが担当する容疑者による死体遺棄に関わった事件が起きました。若手職員が、この容疑者の脅迫により支配下に置かれていたと報道されています。この事件をめぐり、向日市の生活保護行政の問題を指摘する声が各方面から寄せられています。なぜ市職員がそのような状態に追い込まれたのか、市の担当部署が実態をどこまで把握し対応していたのかをはじめ、市組織の問題として徹底した解明を求めます。外部の専門家を入れた検証委員会で徹底検証する必要があります。

4 被災世帯への支援制度をつくれ!

 昨年9月の台風21号で、多くの市民が多大な被害を受けましたが、公的な支援は全くありませんでした。屋根が飛んで2階が水浸しになっても、り災証明は「一部損壊」で、国の支援制度の対象にならないのです。京都市など近年大地震、風水害で被災した市では、被害を受けた被災者が生活再建するのを支援するため、市独自の支援制度を創設しています。向日市も本格的に検討し創設するよう求めます。

5 マイナンバーカードの申請・取得の強制をしてはならない!

 マイナンバーカードは、全国の交付率が13.5%とまったく普及していません。必要ないし、情報漏えいや国による個人情報の一元管理の危険など、不安が大きいからです。最近国は、マイナンバーカードの健康保険証利用にむけて自治体職員等へのカード取得の促進や、来庁する一般市民をカード申請窓口へ誘導するよう求めるなど、異様なカード促進策を通知しました。カード申請は個人のまったくの自由であり、強制と受け取られるようなことは決して行わないよう強く求めます。

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 弱者に厳しい消費税増税 10月実施でみんな大変!

  幼児教育・保育無償化で負担増も?

 増税の一部を減資に幼児教育・保育の無償化が行われますが、一番大変な0~2歳の無償化は一部の世帯だけ。保育料が高い高所得世帯は恩恵が大きい一方、保育料が低い低所得世帯は恩恵はわずかです。また給食費は無償化の対象にならないので、かえって負担増になる場合も。一方消費税は逆進性があり低所得世帯の負担が重いのです。

  準備不足で混乱

 安倍政権が政権支持率のために消費増税する・しないを政治利用し続けてきたので、準備不足は明らか。向日市でも、市民体育館や温水プール等の利用料金の改定時期を巡り議論があります。更に混乱に輪をかけているのが「軽減税率」で、同じものでも複数の税率が適用されることです。
 これまで消費税は全て大企業減税に使われました。消費税は廃止!税は金持ち大企業から取れ!

 日韓平和市民共同行動 安倍政権は対立を煽るな!

 8月14日~18日まで、日本と韓国の各地で市民有志が「経済戦争挑発をやめよ!東アジアの平和を」などを訴え、日韓市民平和共同行動が取り組まれました。私は四条河原町交差点の行動に参加し、パネルを持って座り込んで市民に訴えました。

 今韓国でわき起こっているのは、「反日」運動ではなく「反安倍」運動です。過去の植民地支配の歴史を直視せず、隣国との対立を煽り、憲法を改悪して本格的な軍事大国をめざそうとする安倍政権を、日韓市民は対立でなく連帯して止めなければと思います。(杉谷伸夫)

日刊平和市民共同行動
四条河原町交差点でアピール(8月18日)

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