◆京都府の住民説明会:市民の懸念は解消せず
京都府は4月末~5月初めに住民説明会を行いましたが、市民の懸念が解消されたとはとても言えません。
京都府は、公共交通利用者のメインアクセスルートとなる東向日から競輪場をむすぶ道路の整備は行わないことを明言しました。また競輪場地区の都市計画を変更し、住宅地に隣接する区域に指定されていた「緑地広場」を大幅に縮小し、市民が憩うことのできるまとまった広場は無い計画になっています。不安をもつ近隣住民への説明もされていません。住民説明会で向日市は表に出てきませんでしたが、京都府まかせにせず、前面に立って市民の懸念を正面から受け止めて取り組むべきです。(5月31日 杉谷伸夫)
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