◆核も戦争もない世界へ、ともに歩む一年に!
この1年、ウクライナやパレスチナでの戦火は続く一方、日本は軍事費を倍増し、全国各地でミサイル基地の整備など戦争準備を進めました。大変心配です。厳しい市民生活や未来を担う子どもたちに使うべき予算が、戦争準備のために湯水のように使われるようになりました(下グラフ)。
一方、昨年末には嬉しいことがありました。日本被団協のノーベル平和賞受賞です。授賞式のスピーチで被団協代表委員の田中熙巳さんは、原爆による死者に対して日本政府が一貫して国家補償を拒んできたと述べました。自らが行った戦争による国民への補償をしない国に、再び誤った道へ踏み出させてはなりません。 (12月23日 杉谷伸夫) |